2009年02月22日

認知行動療法

今日、21時からNHKで『うつ病』の特集をやっていました。

その中で、うつ病にとても効果のある『認知行動療法』を、かなりの時間をかけてやっていましたが、実はこの認知療法の柱となるのは、この前に書いた『リフレーミング』なんですね。

例えば、

『高校受験で希望校に落ちてしまった。』
      ↓
『もう、僕の人生はお先真っ暗だ。』

と考えてしまう人がいます。

これをリフレーミングして、
『希望校に落ちたからと言って、僕の全てが否定されたワケではない。やり方が悪かったのかもしれないし、努力が足りなかったのかもしれない。ましてや人格の問題とは全然違う。そして大事なことは、この失敗で得たモノを次に生かすことである。なぜならば今や大学は幾つになっても入学できるのだし、挫折を知らずに成功した人はいないからである。』
というような、合理的な考え(スキーマ)を持てるようにしていくんです。

また、『うまくいかない人』は『うまくいかないようになってしまう【認知の枠組み】』を持っています。

そこに【ツッコミ】を入れていくワケです。

「そんなにうまくいくのかな~」と思われる方も多いのですが、これは結構素晴らしい効果を挙げる場合が多いんですよ。

興味の有る方は、國分康孝先生がいろいろな本を出しておられるので、是非読んでみてください。


Copyright(c)2009 この内容の著作権はNPO日本次世代育成支援協会と㈱ベルコスモ カウンセリングに存在します。
複写並びに無断引用は禁じられています。
  

2009年02月20日

親の【枠組み(フレーム)】が重要!

この内容は豊田地区の方へ講義の内容を引用してご紹介しています。
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我々は、『事実』や『常識』に基づいて、『普通』に言っているつもりなのに、知らず知らずに子供に大変な影響を与えている場合があります。

実は我々は無意識のうちに、認知を『自分の枠組み』に合わせている場合が多いんですね。
つまり、『事実』や『常識』や『普通』って、あまり当てに出来ないんです。


さて、発達心理学においても第一人者である詫摩武俊先生は、著書「性格心理学への招待」においてこのように述べられています。

【人は対象に好意を持っているかいないかで、同じ事柄を違う言葉で言っている。】


下記がその例です。
左が好意を持っている人に対する言葉。
そして右側は好意を持っていない人が、同じ行為をした時に言う言葉です。



「意志が強い」       →  「頑固」

「さっぱりしている」    →  「単純」

「積極的な」        →  「あつかましい」

「世話好き」        →  「押し付けがましい」

「社交的」         →  「軽薄」

「粘り強い」        →  「執念深い」

「上品な」         →  「気障な」

「孤高を保っている」    →  「偏屈な」

「柔軟な考え」       →  「信念が無い」

「実行にとりかかるのが速い」→  「軽率な」

「責任感が強い」      →  「ものごとを厳しく追及する」


もし、子供がこのような言葉を、重要だと感じている人(親、兄弟、先生など)に言われ続けたとしたら・・・。

将来において大変な違いが出てきますよね。

『もう、劣等感とかで影響が出ちゃってるよ~』 と思われた方は、至急リフレーミングをした方がいいですよ。


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2009年02月09日

子どものうつ病

この内容は豊田地区の方へ講義の内容を引用してご紹介しています。
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昔は『子どもは鬱にならない』などと言われていましたが、最近はかなり増えているようですね。
もっとも、子どものうつ病は、大人よりも表面化しにくく、周囲も気付かない場合が多いので、発見率が上がってきたのかもしれませんが。

ちょっと前になりますが、北海道大学による約2万人の小中学生に対する調査では、小学生1.6%、中学生4.6% トータルで2.6%がうつ病と推定されています。(傳田健三博士)

また、北海道大学の研究チームの小中学生3300人を対象とした調査では、小学生の8%、中学生の23%に抑うつ症状が確認されました。

抑うつ症状があるのに、何も手を打たないでいると『うつ病』に移行してしまう場合もあります。
そして、うつ病は『くせ』になってしまうこともよくあるので、注意と早めの対策が大事ですね。


小児うつ病の診断基準として、A・ワインバーグらは次のような項目を挙げています。

・子どもが不幸な気分と自己を過小評価する傾向の両方。
・次のうちの2つ以上の症状
 1 攻撃的行動
 2 睡眠障害
 3 人と交わることへの欲求の減少
 4 学校への態度の変化
 5 学業成績の低下
 6 身体的な訴え
 7 いつもの活気の消失
 8 異常な食欲あるいは体重の変化

また、これらの症状はいつもと違っていて、少なくとも1カ月以上続いていなくてはならない。(出典 子どものうつ病 D・マックニュー他) 


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